持ち込みドレスのハードル

こんにちは、Beacon Dress(ビーコンドレス)でございます。
いつもHP、Instagramをご覧いただきありがとうございます!

今日は、持ち込みのドレスについてなど
初心を思い出す気持ちも込めて、少し私どもの想いをお話しできればと思っております。

まず、私たちのお店がオープンするきっかけになったのは
オーナーが自身の結婚式で感じた日本の結婚式のウェディングドレス選びの違和感です。

ニューヨーク郊外のハドソン川に面したニューヨーク州立歴史資料館にて結婚式を挙げたオーナーは、プランナーさんも不在の会場だったため、
ケータリング業者の手配からお花屋さん、アルコールの購入まで…
一心不乱にニューヨーク市内を探し回り、理想のウェディングをゼロから実現しました。

その中で衝撃を受けたのが、ウェディングドレス選びについて。

日本とアメリカとイギリスの3カ国でドレスショップを巡り、
海外には今まで見たことのないようなデザインのドレスが想像以上にありました。
自分のドレスを探しながら、「こんなに素敵なインポートドレスを揃えるショップが日本にあったら…」と思うようになったのです。

日本で海外のような洗練された上質なドレスを着用するには
高額なウェディングドレスのレンタル費用を支払わないと着ることが叶わない。
日本でレンタルするのも、海外でオーダーし購入するのもそんなに大きな金額の違いはないのです。

少しでもリーズナブルな価格で、一流の美しいデザインのウェディングドレスを、ひとりでも多くの花嫁様に素敵なウェディングドレスを着ていただきたい。
そんな想いからBeacon Dressはスタートしました。

初めは小さなショップで右も左も分からない中、
ただひたすらお客様のお声や、気持ちをお聞かせいただいて前にすすんでいました。
海外の素敵なデザインのウェディングドレスを日本の花嫁さまに!と意気込んだのも束の間、今度は「持ち込みウェディングドレスNG」という会場のシステムに直面しました。

日本の結婚式では会場が提携するドレスショップでレンタルすることが通常で、持ち込みすることは基本叶わず
結婚式で着るドレスを夢見てたくさん調べていたことが全部水の泡になってしまう…
持ち込みができても高額な持ち込み料金が発生するので、予算に見合わずあきらめなければならない…

このように「持ち込みドレス」という大きな壁が立ちふさがり
「これがいい!」ではなく「これでいい…」で人生1度のウェディングドレスを選ばないといけない、悲しい想いをされている花嫁さまが
たくさんいることをしりました。

式場としては、大切なお客さまに自信を持って紹介できる信頼のドレスショップを紹介する。
そうすることで、お客さまとの信頼関係がむずばれるという考えなのです。
なので、式場の提携制度が一概に悪いものとは言えません。

花嫁さまを大切に思うからこそのシステムでもあるのですが…
実際には悲しく、悔しい思いをしている花嫁さまがたくさんいて、今もなお悩みを抱えてBeacon Dressの扉をノックしてくれています。

結婚式は、パーソナルな部分を紹介し、自分の今までの人生と相手の今までの人生、そしてこれから歩んでいく二人のことを、大切な人たちに紹介する大切な一日。
そんな花嫁さまを正しく表現するい日には「これでいいや」のウェディングドレスは相応しくないと私たちは考えます。

わたしたちにできることは、持ち込み料を払っても提携サロンと変わらない金額で一流のインポートドレスをたくさんご用意すること。
そして、悩んでる花嫁さまの道標となり新しいご提案を常に考え続けること。

そもそも提携ドレスショップで借りることが当たり前で、そこになんの疑問も持たない花嫁さまもいらっしゃいます。
ご満足し納得のドレスに出会えたのであれば何も問題ありませんが、
「ここにある中ならこれかな?」こんな決め方をしてる人も少なからずいるはずです。

これからも私たちの提供したい世界観や想いなど少しずつ発信していき、
少しでもたくさんの花嫁さまのモヤモヤが解消されるきっかけになれば嬉しいです。

長々とお話しましたが、
2021年、時代もどんどん変化していて
持ち込みができないという会場も以前に比べて少なくなっております。

パッケージされたコピーペーストのものではなく
たくさんの選択肢の中からお二人らしいチョイスをして迎えられる結婚式がスタンダードになることも目標に
2021年もご案内を進めてまいります。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。


Beacon Dress
スタッフ一同